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2024.01.25
M&A
成約から１年のフォローアップ
私は、自分が仲介又はFAを務めた場合、契約締結・決済から概ね１年間、その後の状況をモニタリングするようにしています。
我々のようなプレーヤーは、（最近、あまり使われなくなりましたが）「仲人」のようなものですからね。
・各種システムの統合作業がうまくいっているか？
・思ったようなシナジーは出始めているか？互いの目的とするところは達成したか又はしつつあるか？
・うまくコミュニケーションが取れているか？
シンプルに「うまくいっているか」が気になるから…だけですけどね。
２つの会社・組織が一緒になって、何の軋轢も発生しないということはまずありません。
その多くは互いへの理解不足や、マネジメントに関する知識・技術の差、常識・情報の差に起因するものです。
大企業には大企業の常識、中小企業には中小企業の常識があります。
常識≒文化といってもよいかもしれません。
新しくトップとなった方がやりづらい状況にならないように配慮しながら、承継された会社の主要メンバーと食事をしながら話を聞いてあげることも仕事の一部だと思います。
来月２月で１年を迎える案件があり、先日、引き受けた側の代表者にお話をお聞きしてきました。
よいご縁であったと感じて頂けたようです。
適時開示されている情報でもあり、名前を出してもらってよいと言って頂いていますので、どんな案件であったか、下記URLもご確認下さい。
以上
